東京喫茶店巡り(その三-3)

四ツ谷のジャズ喫茶イーグルは3年前に一度訪れているのですんなり見つかるかと思ったら、四ツ谷駅の出口を間違えて駅をぐるっと一周する羽目に。ようやく看板を見つけ階段を降りるとドアを開ける前からマイルスのSoWhatが流れてきて期待が膨らむ。中に入ると少し混んでいたが空いている席はどこでも良いと言われチーズケーキセット(820円)をオーダーして奥の席をゲット。周りを見ると皆常連客のようだった。SoWhatが終わると突然マイクを持った小柄なおじさんが出てきて、今聴いた音楽の解説を長々と始めた。まもなくコーヒーセットを持ってきたお兄さんがA4の紙を一緒に置いていったのでそれを見ると、今日はサックス奏者のジョージ・コールマンの特集で解説者は林建紀さんだと分った。私はジョージ・コールマンを知らなかったが解説によるとリーダーアルバムは2~3枚しかなくほとんどがサイドメンに徹しているとのこと。解説の紙には今日掛けるコールマンの曲目と今まで出したアルバムが裏表にぎっしりと書いてあった。今日の特集では8曲(91:30)掛けることになっているが解説が長々続いてなかなか次の曲に移らない。日もすっかり暮れたのであと1曲残してレジに行って1,000円札をだすと足りないと言う。820円でないのと聞くと講演代600円ぷらすとの事。納得して1,420円を支払店を出る。流石にイーグルは全国でも1.2を争うジャズ喫茶店で店は明るくモダンで綺麗だしオーディオシステムは、スピーカーJBL4344Mk2、プリはアキュフェーズC280V、パワーはマークレビンソン23.5L、アナログプレーヤー はヤマハGT2000とため息の出る名器ばかり。これに対抗できるジャズ喫茶は一関のベイシーと吉祥寺のメグぐらいか。家に帰ったら当分ジャズは聴く気になれないかも。ちなみにイーグルも撮影禁止になってました。3年前は撮影OKだったのに。とってもハッピーな気分になって今日1日を終了する。  人生黄昏

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3年前のイーグル マイクをもってるのは伊藤八十八さん
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イーグルの入口

 

 

 

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