あれは、駄目だよ

毎朝、体重を計るたびに増減の記録をとっている。
薬の副作用か意志の弱さか食べる量が増えて糖尿病になっ
てしまうかもという理由から。
原因は、ビールを飲んでいることだろうか。
夜の楽しみだからなぁと、止められずにいた土曜日の夜に、
冷蔵庫に入れてあるビールを出そうとしていたら右側に、小さ
な真新しい小箱に入っているウィスキーがあるではないか。
さっそく、冷蔵庫から取り出すと「それは駄目よ、私が買ったも
のだから」と、家内が思いも寄らず自己所有物の主張するで
はないか。
私も、思わず理由を聞いたよ「なんでよ」と、2?3年前に「余
市に行った時に買った」そうだ。続けて「あなたは、別な物を
買って来たでしょう。私は、これを選んだのだから、私は、これ
から楽しんで飲むので、飲んだら駄目よ」と、キッパリいわれて
しまった。

ウィスキーなら、ビールよりはふとらないからと思って冷蔵庫
から取り出して飲むつもりいた、私の甘い気持ちが冷めてしま
った。今までは、そんなことを言ったりいわれたりしたことがな
かったので、何かしらメンツをつぶされた気がしたね。
こうなると意地でも、手をつけないし、見たくも無いといった気
持ちになった。それにしても、どうしのだろうか。

「誰が、彼女をそうさせたのか」と、むかし聞いたことばを...。
つらいねぇ。
春風するめ