たまきBLOG

東京喫茶店巡り (その六)

2018/06/19

今年も大学時代の同窓会が東京で開かれた。いつも同窓会の前後に休みを貰って東京気ままなジャズ喫茶巡りをおこなっているのだが、今年は東京に住んでいる友人二人がそれぞれ旧交を温めようと誘ってくれたので、フリーな日が1日しかなくなった。

そんなわけで貴重な一日を有意義に過ごしたく最初に神田神保町の「ビックボーイ」に向かう。ここは昨年2日続けて行った所で、気さくな店主との再会が楽しみでも有る。13時のオープンにあわせて行くと既に先客がいた。カウンターに座りたかったが、常連席に座るのはまだ早いと遠慮して後ろの席に陣取る。コーヒーを注文しJBL4343からほとばしり出る音楽にあわせ心地よくリズムをとっていると、次から次と常連客がカウンターに座ってすぐに満席となった。マスターと話がしたかったが客の対応に追われていてそんな暇がなさそうなので諦め、早々に退散して次に気になっている近くのジャズ喫茶へ向かうことにした。

神田は結構ジャズ喫茶店が多く今回は「きっさこ」と言うジャズ喫茶へ向かった。5分ぐらい歩いて探すと仲通に面してすぐに見つかった。中に入ると意外と広く壁にLPとCDがぎっしり並べてあり期待が高まる。大きなスピーカーの前の席に座ってコーヒーを頼んで辺りを見回すと、二組の夫婦らしきカップルとサラリーマンらしき男性2人が雑談していた。目の前のスピーカーからかすかに音楽が流れているがジャズ喫茶らしくない。スピーカーの上には“年代物のスピーカーなので触らないでください”と注意書きがあり、1960年代のアルテックと分かった。LPプレーヤーはテクニックスが近くに置いてあったが配線していなく使われてないようだ。いつまで経ってもジャズが鳴らず、こんな所に長居をしてもしょうがないので早々に立ち去ることにして、帰り際にここはジャズをがんがん鳴らさないのと聞いたら、打合せの客が多いので音楽は小さく絞っているとの事。四方の壁のLP、CDは何なんなんだろう、きっとオーナーが変わってジャズ喫茶を辞めたのかな。

気を取り直してかねてから気になっていた横浜の「トミーズ・バイ・ザ・パーク」へ向かう。地下鉄横浜駅から8駅目の仲町台駅すぐそばで簡単に見つかった。中に入ると縦長のお店で入口付近に中年のおばさん4人が雑談していた。奥にJBLのスピーカーがあり、ジャズを奏でていた。おばさんの近くはいやだなーと思いながら周りをきょろきょろしていると、マスターが奥に有るカウンター席に座るよう勧めてくれた。しばらくしておばさんたちとカウンターに座っていた常連客が帰ったので、マスターにじっくり話を聞くことができた。音響装置はJBL4365にマッキントッシュのMA6900、CDプレーヤーはデノンのDCD-SX1との事。お店を1人で切り盛りしているのでLPは全部処分してCDに変えたとの事。その数約4,000枚。本当は会話禁止の店にしたかったのだけれど、近くの公園の帰りに寄ってくれる親子連れが多いので会話はOKにしているとの事。ジャズフアンも多いので有る程度の音量で鳴らしているのだけれど、会話禁止の東京のジャズ喫茶店が羨ましいとの事。ジャンルはモダンからフィージョンまで幅広く鳴らすように心がけているとの事。しばらく話をしていると、先日ニューヨークへ買い出しに行って見つけた女性サックス奏者MELISSA ALDANAのCDを掛けてくれた。男性顔負けの豪快な演奏で今年の注目株だそうです。まだ日本では発売されていないとの事でした。長居をしたかったのですが18時閉店との事でお洒落な居心地の良いお店を後にしました。東京のハードなジャズ喫茶も良いがこんな素敵なジャズ喫茶も良いなーと思う満足な1日でした。                人生黄昏

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きっさこ

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トミーズバイザパーク

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JBL4365

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マッキンのアンプとデノンのPL

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CDの一部

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MELISSA ALDANAのCD

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