余計なお世話か…

 5月のはじめまで、今年は寒かった。
今年は雪が多く、帯広なんか5月の中旬の前あたりまで
雪が降っていた。
毎年、5月の連休に乗用車のタイヤを交換して除雪機を
仕舞う段取りでいた。
今年は、いつになく雨ばっかりで交換時期と風邪を引い
てタイヤ交換のタイミングがずれてしまった。

家内の車と次女のタイヤを交換した。
ほうんとうは次女の車は、次女の旦那がするべきと思って
いるが、除雪機を仕舞う都合があるので交換してやった。
次女にさりげなく「タイや交換してから」といった。
「そう、タイヤ交換する前に交換するかいと聞いて欲しかっ
た」という返事ではないか。
感謝どころか迷惑だという口調だ。
私は、開いた口が塞がらないという気分になった。
確かに、いつ雪が降るか分からない天候であるが、その言
いぐさはないべと腹が立ち、呆れて口をなるべく聞かない
ぞと、いう気持ちを持ったね。
二三日、次女とはさり気に口をきかないようにしていた。

翌々日に、自動車免許証の更新の帰りだと三女が家に寄っ
た。
三女は、しばらくして帰るというので地下鉄の駅まで送って
いるとき「父さん、さっちゃん(次女)は、言い過ぎたと言って
いる」と話するのだ。

私は、色々な思いがあるけど「まぁ、いいか」と許すようにし
た。
近頃の私は、どこか変なんだろうかと悩んでしまいそうだ。

                          春風するめ